[↓1994年][↑1996年]
1995年に観た映画の一覧です
念頭の目標200本をなんとかクリアしました。今年のBEST10もアジアものが多くなりました。
Best10です。(旧作は含んでいません。ただし日本初公開作は新作扱い)
- #88「恋する惑星」王家衛(香港)
- #103「エドワード・ヤンの恋愛時代」楊徳昌(台湾)
- #119「愛情萬歳」ツァイ・ミンリャン(台湾)
- #37「動くな、死ね、甦れ!」カネフスキー(ロシア)
- #46「フレッシュ」(USA)
- #106「クローズ・アップ」アッバス・キアロスタミ(イラン)
- #56「私は20歳」(ロシア)
- #165「スモーク」ウェイン・ワン(USA)
- #200「幻の光」(日本)
- #133「恋人までの距離<ディスタンス>」(USA)
旧作のBest10はこちら。
- #183「愛と希望の街」松竹セントラル3
- #112「歌行灯」フィルムセンター
- #86「トラスト・ミー」早稲田松竹
- #80「鶴八鶴次郎」ACTミニシアター
- #153「簪」ル・シネマ1
- #185「忠次旅日記」フィルムセンター
- #73「勝手に逃げろ/人生」シネセゾン渋谷
- #16「黄昏のかなたに」テアトル池袋
- #9「ガルシアの首」シネセゾン渋谷
- #51「東京ギャング対香港ギャング」大井町武蔵野館
- 星の見方
- ★★…おーっ、生きててよかったっ!
- ★…なかなかやるじゃん。
- 無印…どーってことなし。
- ▽…金返せーっ!
- 凡例
- #通し番号「邦題」監督/製作年/製作国/鑑賞日/会場[星]
- #206「浪漫風暴」梁柏堅/1995/香港/Dec. 30/金聲(香港)
- 呉宇森製作、郭富城主演のクリスマス映画。ボクシングもの。郭富城が馬鹿丸出しの演技。
- #205「賊王」李修賢/1995/香港/Dec. 30/金聲(香港)
- 李修賢のどうしようもない三級映画。こんなの大量に作ってんのね。
- #204「夜半歌聲」于仁泰/1993/香港/Dec. 27/文華(香港)
- これは早場で見つけた張國榮による香港版オペラ座の怪人。相変わらずナルシストしてる。
- #203「刀」徐克/1995/香港/Dec. 25/UA時代廣場B(香港)★
- 徐克のクリスマス映画。いやぁ、いいです。とくに戦うシーンが圧巻です。
- #202「[イ兪][イ兪]愛[イ尓]」譚朗昌/1995/香港/Dec. 24/南華1(香港)
- 梁朝偉のクリスマス映画。共演は邱淑貞というところが意外。内容はまずまず。
- #201「危険な関係1960」ロジェ・ヴァディム/1960/仏/Dec. 17/銀座文化
- ロジェ・ヴァディム監督。ナンパ夫婦の話。奥さんがジャンヌ・モロー。沢田研二の唄と関係あるのかな?
- #200「幻の光」是枝裕和/1995/テレビマンユニオン/Dec. 16/シネ・アミューズWEST★
- のっけから画が侯孝賢、度々出てくる小津構図と、とってもうらやましい映画でした。こういうの撮ってみたい。江角マキコもよろしいうえに、むちゃくちゃ通好みのキャストも○。みんな黒いカッコしてるのは?だったが。
- #199「麻花売りの女」周暁文/1994/中国/Dec. 10/テアトル新宿
- 200本目前にして、最近忙しいのでペースダウンです。中国映画祭もこれでおしまい。29インチのカラーテレビを買うためにがむしゃらに突き進む田舎者の女性の話。この監督、小津の『お早よう』観たことあるかな?
- #198「デッド・エンド/最後の恋人」婁イェ/1993/中国/Dec. 3/テアトル新宿
- 中国映画祭第4弾。中国の現代青春ものは、どれもこれもいまいちです。これも然り。
- #197「恋する惑星」王家衛/1994/香港/Dec. 3/港南台シネサロンPART2
- 3回目。香港の予習のために、わざわざ港南台まで行ってきました。この劇場、ビデオ映画館だったんですね。ビデオに1,600円も払ったのは解せんな。
- #196「王さんの憂鬱な秋」黄建新/1995/中国/Nov. 26/テアトル新宿
- 中国映画祭第3弾。文化館の万年副館長の王さんの“館長になりたい”の巻。プロデュースがジェイコブ・チャンというところが今の大陸と香港の密接な関係を物語る(?)。
- #195「パリのランデブー」エリック・ロメール/1994/仏/Nov. 23/シネ・ヴィヴァン・六本木★
- エリック・ロメールの新作。しかし、作っても作っても作っても、あの人の映画は同じだ。しかもどれもちゃんと楽しめる。尊敬します。今回は3話のオムニバスで、抑えたところがよい。パリ中でロケしてて、リヴェットの『北の橋』を思い出させた。上映前に、かの香織のミニライブがあってお得。
- #194「北京四重奏」夏鋼/1993/中国/Nov. 18/テアトル新宿
- 中国映画祭第2弾。離婚しても同居している2人それぞれに男と女が近づいてきて4人で繰り広げるコメディー。なかなかよい。こういうやり方はいままで中国映画にはなかった気がする。
- #193「大陸英雄伝」韋家輝/1995/香港/Nov. 11/新宿シネパトス
- 周潤發、香港最後の主演作。呉宇森プロデュース。 しかし、彼は本当に丸くなっちゃった。(体格の話。演技は相変わらず存在感たっぷり)
- #192「レッド・チェリー」葉纓/1995/中国/Nov. 11/テアトル新宿
- 今年の中国映画祭トップバッターは、オール・ロシアロケの異色作。相変わらず、どぎつい場面も堂々と出しているのが大陸風か。
- #191「殺人遊戯」村川透/1978/東映/Nov. 5/ユーロスペース1
- 「遊戯」シリーズ第2弾。佐藤慶が悪役でドスの効いた声を聞かせる。こちらは竹田かほり(クレジットでは「かおり」)が出てる。
- #190「カンフー・カルト・マスター/魔教教主」王晶/1993/香港/Nov. 5/シネマ・ロサ
- 王晶…。李連杰のカンフーものなのだが、王晶…。いつぞやのニワトリのイメージは鮮烈だ。ところで王晶といえば邱淑貞だが、彼女、可愛い。なんであんなやつと?
- #189「最も危険な遊戯」村川透/1978/東映/Nov. 4/ユーロスペース1
- 松田優作の「遊戯」シリーズ第1弾。これは楽しめた。内田朝雄の悪役ぶりは相変わらず。本筋に関係ない森下愛子もよい。
- #188「スタン・ザ・フラッシャー」セルジュ・ゲンズブール/1989/仏/Nov. 3/シネセゾン渋谷
- ゲンズブールの変態おぢさんもの。しょうもない。けど、観てしまう自分が情けない。
- #187「ヨコハマBJブルース」工藤栄一/1981/東映/Nov. 3/ユーロスペース1
- この松田優作はシンガー兼探偵。喋り方が原田芳雄にそっくりだ。しかし、こういうプログラムピクチャーの上映を入れ替え制にして、1回1,700円も取るな、ユーロスペース!
- #186「処刑遊戯」村川透/1979/東映/Nov. 3/ユーロスペース1
- 松田優作特集。のっけのシークエンスが気に入らず、最後まで冷めた目で観てしまった。
- #185「忠次旅日記」伊藤大輔/1927/日活大将軍/Nov. 2/フィルムセンター★★
- 伊藤大輔の幻のフィルム。大河内伝次郎の演技が素晴らしい。弁士付きの上映だったが、いつもながら弁士は不要と思ってしまう。完全版が観たいものだ。
- #184「青春残酷物語」大島渚/1960/松竹/Oct. 29/松竹セントラル3★
- 大島渚第2作。これを観るのは2度目だが、桑野みゆきを観るために…。このころの大島って本当に天才だったのね。(いまは…)
- #183「愛と希望の街」大島渚/1959/松竹大船/Oct. 29/松竹セントラル3★★
- 大島渚第1作。これは素晴らしい。登場人物のエネルギッシュなこと。当時の大島のパワーが吹き出している。会社が勝手に変更したというタイトルは最低だが。川崎でロケしているので、昔のコミヤとかが出てきて興味深い。おまけに「明日の太陽」という松竹の新人紹介短編を上映。
- #182「凄い奴ら」西村潔/1971/東京映画/Oct. 28/ユーロスペース2
- 確かに凄い映画だった。何が凄いって、やっぱり鹿島トモ子が出演している点かな。藤木悠の変な中国人も凄い。“ラブする”とかいう、ブッとんだ台詞も恥ずかしい。(後ろの女子大生が爆笑していた。)しかし、1400円も払って夜中に観る映画じゃない。こんなの三鷹オスカー3本立て800円の世界だ。
- #181「旅するパオジャンフー」柳町光男/1995/ソニー/Oct. 28/シャンテ・シネ2
- これは期待を裏切ってなかなかおもしろかったな。台湾の薬行商のドキュメンタリー。今度台湾に行ったら、探して見よう。
- #180「コールド・フィーバー」フリドリック・トール・フリドリクソン/1995/アイスランド=米/Oct. 28/銀座テアトル西友
- 永瀬正敏主演の寒い映画。劇場も閑古鳥で寒かった。
- #179「1年生」アッバス・キアロスタミ/1984/イラン/Oct. 22/ユーロスペース1
- 小学校の校長室に呼ばれ、校長先生のお説教を受けるたくさんの子供たちを観察した、のちの『ホームワーク』につながるストーリー。少々退屈で、寝てしまった。
- #178「一つの問題への二つの解決法」アッバス・キアロスタミ/1975/イラン/Oct. 22/ユーロスペース1
- これはおそらく教育フィルム。“目には目を”という復讐はダメというお話。
- #177「解決I」アッバス・キアロスタミ/1978/イラン/Oct. 22/ユーロスペース1
- キアロスタミ未公開作。タイヤを横にヒッチハイクを試みるおじさんの話。結局おじさんはタイヤを転がしながら走り始める。
- #176「放課後」アッバス・キアロスタミ/1972/イラン/Oct. 22/ユーロスペース1
- キアロスタミ未公開作。少年が学校で叱られた後、町を抜けて幹線道路近くまで歩く話。
- #175「月曜日のユカ」中平康/1964/日活/Oct. 21/ユーロスペース2
- Go! Cinemania企画の一編で、日本のBB(!)加賀まり子主演。実に可愛いが、とてつもなくアホな女の子を演じている。映画はその当時では斬新に違いないテクニック満載。日活作品。
- #174「市民」アッバス・キアロスタミ/1983/イラン/Oct. 21/ユーロスペース1
- キアロスタミ未公開作。交通規制中のテヘランでの、交通整理をする担当者を追うドキュメンタリー。これは少々退屈。
- #173「歯が痛い」アッバス・キアロスタミ/1983/イラン/Oct. 21/ユーロスペース1
- キアロスタミ未公開作。歯を磨かない子が虫歯になるお話で、いわゆる教育フィルムなのだが、途中からおじさんがどうして虫歯になるのか、どうしたら防げるのかを解説し始めるのが妙。
- #172「順番を守る、守らない」アッバス・キアロスタミ/1981/イラン/Oct. 21/ユーロスペース1
- キアロスタミ未公開作。順番を守った場合と守らない場合の2カットを並べて「守った方がいいよね」という教育フィルムを製作するときのドキュメント。交差点で皆が交通ルールを守るシーンがどうしても撮れない…。
- #171「できるよ、ボクも」アッバス・キアロスタミ/1975/イラン/Oct. 21/ユーロスペース1
- キアロスタミ未公開作。教室で動物が走ったり木に登ったりする絵を見て“僕もできる”といってやってみせるお話。最後は鳩が出てきて空を飛ぶ…。
- #170「コーラス」アッバス・キアロスタミ/1982/イラン/Oct. 21/ユーロスペース1
- キアロスタミ未公開作9作品を英語字幕で公開の企画。これは耳の遠いおじいさんが家に鍵をかけたのに補聴器を外していたため、孫が帰ってきても入ることができず、窓からおじいさんに呼び掛ける。子供がどんどん集まってきて呼び掛けの合唱となり、ついにおじいさんが気が付くところで終り。微笑ましい一編。
- #169「慕情」ヘンリー・キング/1955/米/Oct. 8/シャンゼリゼ
- 舞台が香港なので、観に行きました。みんな英語喋っとる! がうちょあーっ。
- #168「ディープ・ブルー・ナイト」ペ・チャンホ/1984/韓国/Oct. 7/テアトル池袋
- 安聖基の、軌道をはずれた男の話。ヌーヴェル・ヴァーグっぽいストーリーだが、安聖基じゃ、合わない。
- #167「ジャック・タチの新のんき大将<カラー版>」ジャック・タチ/1994/仏/Oct. 7/シネ・ヴィヴァン・六本木
- ついにカラー版が上映されました。が、基本的にモノクロ版と同じなので、なんてことなかったな。タチにはカラーは必要ないのか。
- #166「ぼくの伯父さんの授業」ニコラス・リボフスキー/1967/仏/Oct. 7/シネ・ヴィヴァン・六本木
- ジャック・タチのパントマイムが堪能できる小品。
- #165「スモーク」王穎/1995/日=米/Oct . 7/恵比寿ガーデンシネマ1★
- 『ジョイ・ラック・クラブ』のウェイン・ワンの新作は、ハーヴェイ・カイテルが善人のドラマ。語り口がよい。ラストは…、僕はあまり好きではない。
- #164「流れる」成瀬巳喜男/1956/東宝/Oct. 5/フィルムセンター★
- 成瀬の、これは本当に豪華な作品。栗島すみ子(!)、田中絹代、山田五十鈴、岡田茉莉子、高峰秀子。
- #163「ホームワーク」アッバス・キアロスタミ/1989/イラン/Oct. 1/ユーロスペース1
- キアロスタミの初期作品のひとつ。相変わらずセミ・ドキュメンタリー風でほのぼのするが、途中で飽きてきて少し寝てしまった。でもラストシーンがとてもよいので許す。
- #162「サラーム・シネマ」モフセン・マフマルバフ/1994/イラン/Oct. 1/シアター・コクーン
- これもマフマルバフ作品。どこまでやらせなのかわからないが、素人の演技(?)が素晴らしい。監督が来日しなかったのが残念。
- #161「カジャール王朝の様々な映像」モフセン・マフマルバフ/1992/イラン/Oct. 1/シアター・コクーン
- キアロスタミの『クローズ・アップ』の主人公が名乗るイランの人気監督マフマルバフ作品。これは短編。
- #160「赤と白のバラ」關錦鵬/1994/香港/Sep. 30/シアター・コクーン
- 關錦鵬作品。舞台挨拶には《赤バラ》の陳仲。映画では《白バラ》の葉玉卿が可愛かった。あの人、三級電影女優なんだけど。
- #159「血斗竜門の宿」胡金銓/1967/台湾/Sep. 30/シアター・コクーン★
- あの『ドラゴン・イン』のオリジナル。やはり映画はオリジナルを超えられないというのは本当だ。1967年の作品だそうだが、最高。
- #158「浪華悲歌」溝口健二/1936/第一映画/Sep. 30/松竹セントラル3
- 2回目。今回は新藤英太郎を同定した。
- #157「祇園の姉妹」溝口健二/1936/第一映画/Sep. 30/松竹セントラル3
- ミゾケン作品。山田五十鈴がここでも頭の悪い女を好演。
- #156「女人哀愁」成瀬巳喜男/1937/P.C.L.映画製作所=入江ぷろだくしょん/Sep. 29/渋東シネタワー4
- 入江たかこ主演の成瀬作品。
- #155「ターゲット・ブルー」王晶/1994/香港/Sep. 29/渋谷パンテオン
- 袁詠儀、張敏の近未来犯罪もの。任達華がちょっぴりしぶい。
- #154「ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ〜烈火風雲〜」王晶/1993/香港/Sep. 29/渋谷パンテオン
- 『ワン・チャイ』なのだが、李連杰が徐克と喧嘩した後の作品で、監督は王晶!!!。にわとり姿のウォン・フェイフォンには目を疑う。
- #153「簪」清水宏/1941/松竹大船/Sep. 28/ル・シネマ1★
- 清水宏の傑作。斉藤達雄、笠智衆、坂本武の小津作品主演陣に田中絹代、川崎弘子の最強キャスト。抜群のコメディに加え、田中絹代扮するお妾さんの悲哀。清水宏、もっとどこかで上映してくれないかな。
- #152「泣き濡れた春の女よ」清水宏/1933/松竹蒲田/Sep. 27/渋東シネタワー4
- 清水宏の昭和8年作品。清水組の助監督だった石井輝男がゲスト。裸足で靴を履いていたのが気になった。
- #151「南京の基督」區丁平/1995/日本=香港/Sep. 27/オーチャードホール
- 梁家輝が日本人小説家(芥川竜之介)を演じて富田靖子が中国人娼婦を演じる異色作。が演出に難ありとみた。舞台挨拶後、ふたりは客席で作品を観て帰った。
- #150「あなたがいれば/金枝玉葉」陳可辛/1994/香港/Sep. 26/オーチャードホール
- 張國榮、劉嘉玲、袁詠儀のラブコメディ。袁詠儀が男装する。期待したほどでもなかったが、舞台挨拶で劉嘉玲が見れたので満足。
- #149「暴風眼」李健生/1994/香港/Sep. 26/渋谷パンテオン
- これは任達華、張敏、袁詠儀の近未来犯罪もの?。あまりおもしろくなかったので、ちょいと寝てしまいました。
- #148「0061北京より愛をこめて?!」李力持,周星馳/1994/香港/Sep. 26/渋谷パンテオン★
- 日本ではほとんど上映されない香港の喜劇王、周星馳の007パロディ。笑った、笑った。007はもちろん、『欲望の翼』のパロディまで飛び出して…。共演が袁詠儀で、舞台挨拶がありました。
- #147「忠臣蔵」衣笠貞之助/1932/松竹キネマ/Sep. 24/渋東シネタワー4
- 衣笠貞之助版。コレクターが所蔵していたとかで、状態はよくなかったが、もともと“もう観れない”といわれていた幻の映画だっただけに興味津々。
- #146「イングリッシュ・オーガスト」デヴ・ベネガル/1994/印/Sep. 24/シアター・コクーン
- ティーチ・インで監督本人もMadnessといっていた、インドのムチャクチャな映画。これに20th century FOXがついたという。うーむ。
- #145「烈火戦車」爾冬陞/1995/香港/Sep. 24/オーチャードホール
- 劉徳華主演のバイクもの。ワールドプレミアらしい。舞台挨拶に本人と、監督、それにプロデューサーの黄華強(『賭神』のドラゴン)がやって来て、会場は女の子でいっぱい。疲れた。
- #144「私からあなたへ」張善宇(チャン・ソヌ)/1994/韓国/Sep. 24/シアター・コクーン
- 韓国もの。ほとんど、にっかつロマンポルノのノリ。
- #143「白い風船」ジャファル・パナヒ/1995/イラン/Sep. 23/シアター・コクーン★
- キアロスタミの弟子のデビュー作。導入部はおそらくセットで、紋切り型そのものでどうなるか、と思ったけど、子供がでてきてからとてもよくなった。
- #142「好男好女」侯孝賢/1995/台湾/Sep. 23/シアター・コクーン
- 東京国際映画祭の始まり始まり。一発目は侯孝賢の新作で“悲情”もの3部作の最終。伊能靜主演。舞台挨拶が派手だった。中身はまあまあかな。
- #141「ぼんち」市川崑/1960/大映京都/Sep. 19/フィルムセンター
- (おそらく)初めて観た市川崑作品。市川雷蔵主演で山田五十鈴が母親役で出ている。もうおばさんで太ってる。「ぼんち」の意味がいまだに不明確だ。
- #140「成功時代」張善宇(チャン・ソヌ)/1988/韓国/Sep. 16/テアトル池袋
- ついに始まってしまった恐怖のテアトル池袋レイトショー地獄。こんどは安聖基。台風が迫る夜に観に行ったが、疲れる映画だった。
- #139「トラベラー」アッバス・キアロスタミ/1974/イラン/Sep. 16/ユーロスペース1
- ちょいと感情移入しにくい、これもキアロスタミの《子供主人公もの》。
- #138「パンと裏通り」アッバス・キアロスタミ/1970/イラン/Sep. 16/ユーロスペース1★
- キアロスタミの短編処女作。音楽が秀逸。
- #137「ムアンとリット」チャ−ト・ソンスイ−/1994/泰/Sep. 16/岩波ホール
- 本邦初ロードショー公開のタイ映画。巨匠の作品らしいが、音が…。
- #136「情事の方程式」根岸吉太郎/1989/にっかつ/Sep. 15/銀座シネパトス1
- こっちはいまいちだ。主演女優がいかんのか?(山口小夜子)
- #135「桃尻娘<ピンク・ヒップ・ガール>」小原宏裕/1978/にっかつ/Sep. 15/銀座シネパトス1
- 竹田かほり主演の傑作シリーズ第一作。いやーっ、笑えるぞ岸田シロー。
- #134「リスボン物語」ヴィム・ヴェンダース/1995/独=葡/Sep. 15/シャンテ・シネ2
- ヴェンダースの新作は、彼の映画100年記念映画だった。ちょいと五月蝿いが、絵はきれいだ。
- #133「恋人までの距離<ディスタンス>」リチャード・リンクレイター/1995/米/Sep. 10/シャンテ・シネ1★
- “バイクに乗った天使”ジュリーデルピーとイーサンホークの一風変わった恋愛もの。ウィーンでの一晩の話なのだが、ふたりのしぐさ、会話がなかなか良かった。この監督、注目かもしれない。
- #132「黒い太陽七三一」牟敦フェイ/1988/香港/Sep. 9/銀座シネパトス3
- ご存じ『悪魔の飽食』の映画化。ホンコン映画らしく、グロ。女の子が途中で出ていった。だったら最初から来なきゃいいのに。
- #131「わたしのSEX白書・絶頂度」曾根中生/1976/にっかつ/Sep. 8/銀座シネパトス1
- これも傑作だそうだが、僕には映画テクを多用したチープな絵についていけませんでした。
- #130「実録・阿部定」田中登/1975/にっかつ/Sep. 8/銀座シネパトス1
- にっかつロマンポルノの最高傑作のひとつだそうで観に行ってきました。大島渚バージョン(『愛のコリーダ』)より“切って”から後の話が長かった気がする。しかし、江角某が宮下順子の相手なのだが、あの人はもともと日活アクションの人…。人生はつらい。
- #129「江戸川乱歩全集・恐怖奇形人間」石井輝男/1969/東映京都/Sep. 3/シネマ・セレサ
- 以前に観たのだが2本立てだったんで、ついつい。しかし…
- #128「徳川いれずみ師・責め地獄」石井輝男/1969/東映京都/Sep. 3/シネマ・セレサ
- タイトルがこれで監督は石井輝男。それだけで内容がわかってしまう。にっかつじゃなくて東映だぞ。
- #127「婦系図<総集篇>」マキノ正博/1942/東宝映画/Sep. 2/フィルムセンター
- これも長谷川一夫、山田五十鈴、高峰秀子だが、うってかわってひたすら暗い。そのうえ“総集篇”なので話が何ヵ所かで切れてしまう。残念。
- #126「明日に向って撃て!」ジョージ・ロイ・ヒル/1969/米/Sep. 2/シャンゼリゼ
- バカラックのメロディもさわやかなアメリカン・ニューシネマの秀作。最近この映画館は頑張ってる。
- #125「待って居た男」マキノ正博/1942/東宝/Sep. 1/フィルムセンター★
- これは楽しい。コアは長谷川一夫、山田五十鈴、高峰秀子の黄金トリオながら、エノケンなんぞが出てきて、はちゃめちゃになっております。山田五十鈴がむちゃくちゃキュートです。
- #124「東京裁判」小林正樹/1983/講談社/Aug. 27/みゆき座
- 日本近代史の勉強をしてきました。みんな見ろ。
- #123「緑色の部屋」フランソワ・トリュフォー/1978/仏/Aug. 26/三百人劇場
- おたくトリュフォーの最暗部といわれる作品。疲れた。
- #122「あの旗を撃て」阿部豊,ヘラルド・デ・レオン/1944/東宝/Aug. 19/国際交流フォーラム
- フィリピンとの合作。戦時中の国策映画。アメリカ兵は捕虜を使ったのかな?
- #121「史上最大の作戦」ダリル・F・ザナック/1962/米/Aug. 19/シャンゼリゼ
- 登場人物といい、ロケといい、むちゃくちゃ豪華です。いまなら全部SFXにしちゃうんだよなぁ、ハリウッドって。
- #120「恋愛日記」フランソワ・トリュフォー/1977/仏/Aug. 12/三百人劇場
- 希代のシネ・フィル(映画馬鹿)、フランソワ・トリュフォーの《脚フェチ》もの。ねちねち、面白かった。
- #119「愛情萬歳」蔡明亮/1994/台湾/Aug. 12/シネ・ヴィヴァン・六本木★★
- 台湾のホープ、ツァイ・ミンリャンのお待ちかね第2作。期待を裏切らない前衛的な作品でぶっとびだーっ。
- #118「女優」衣笠貞之助/1956/近代映画協会/Aug. 11/フィルムセンター
- これも山田五十鈴が熱演。テンション高し。
- #117「浪華悲歌」溝口健二/1936/第一映画/Aug. 11/フィルムセンター★
- これは溝口健二。なのに感動してしまった。あなめづらし。洋服の山田五十鈴は違和感あれど、内容がすばらしい。
- #116「写楽」篠田正浩/1995/西友=TSUTAYA=堺総合企画=表現社=テレビ朝日/Aug. 10/シネマ・ジャック
- こっちはあれですな、最近噂の真田広之と葉月里央菜(?)の出会いとなった作品です。
- #115「北齋漫画」新藤兼人/1981/松竹/Aug. 10/シネマ・ジャック
- いやぁ、樋口可南子さんですよ。映画のレベルなんか問題じゃない。
- #114「芝居道」成瀬巳喜男/1944/東宝/Aug. 9/フィルムセンター
- 長谷川一夫はちょいとおかまみたいでやだな。
- #113「マリヤのお雪」溝口健二/1935/第一映画/Aug. 9/フィルムセンター
- 寝てしまった。どうも僕は溝口とは相性がよくない。
- #112「歌行燈」成瀬巳喜男/1943/東宝/Aug. 8/フィルムセンター★
- 『鶴八鶴次郎』とこれで山田五十鈴の《芸道》ものに開眼しました。あの人はどんな芸でもうまい。
- #111「レッド・ブロンクス」唐季禮/1995/香港/Aug. 6/シネセゾン渋谷★
- ゴールデンハーベスト社が巨額出資して製作した成龍もの。NYCロケが豪華。ホバークラフトを街で走らせたり、カウンタック壊したり、とにかくすごい。もちろん特撮なしのアクションは唸ってしまうすばらしさ。
- #110「屠城血証」羅冠群/1987/中国/Aug. 6/BOX東中野
- 中国製作のいわゆる“南京大虐殺”もの。自民党野郎はみんなこれを観ろ。ところで、日本語吹替えなのが気になりました。
- #109「ドキュメント・キアロスタミの世界」ジャン=ピエール・リモザン/1995/仏/Aug. 5/ユーロスペース2
- 『友だちのうちはどこ?』などで有名なイランのキアロスタミへのインタビューを中心としたドキュメンタリー。彼の映画を観た人なら楽しめる。
- #108「襲られた女」高橋伴明/1981/ミリオンフィルム/Aug. 4/中野武蔵野ホール
- 『冒険者たち』へのオマージュといわれる高橋伴明によるポルノ。最近この手の映画に女の子がたくさん来るなぁ。
- #107「江戸川乱歩全集・恐怖奇形人間」石井輝男/1969/東映京都/Aug. 2/シネマ有楽町
- 原作は『パノラマ島奇談』を中心に『人間椅子』とか『屋根裏の散歩者』とか。巻上公一みたいな顔した吉田輝雄が出てる。恐怖というよりお笑いだ。本当に石井輝男は変な映画撮るなぁ。
- #106「クローズ・アップ」アッバス・キアロスタミ/1990/イラン/Aug. 1/ユーロスペース2★
- キアロスタミ自身が“好きだ”といってるらしいセミ・ドキュメンタリー。相変わらずというか、昔からいい映画を撮ってますね。
- #105「青空がぼくの家」スラメット・ラハルジョ・ジャロット/1989/インドネシア/Jul. 31/岩波ホール
- インドネシアの『スタンド・バイ・ミー』だそうで。面白かったけど、ぼくは昔の『健ちゃんシリーズ』なんかを思い出してしまいました。
- #104「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」セルジュ・ゲンズブール/1976/仏/Jul. 30/シネセゾン渋谷
- ゲンズブールのジェーン・バーキン変態(でもないか)もの。
- #103「エドワード・ヤンの恋愛時代」楊徳昌/1994/台湾/Jul. 30/シネマスクエアとうきゅう★★
- 去年の京都国際映画祭で原題の『獨立時代』として観てるから2回目。いやぁ、はっきりいってこの映画はいい(って去年のコメントと大層違いますが^^;)。ラストシーンも最高。『恋する惑星』ばかり観ないでこっちもみんなに観てほしいもんです。
- #102「盲獣」増村保造/1969/大映京都/Jul. 25/シネマ有楽町
- 江戸川乱歩原作(読んでません、すみません)。緑魔子のナレーションが怖い真夏に最適の一篇。
- #101「阿片戦争」マキノ正博/1942/東宝/Jul. 23/川崎市民ミュージアム★
- 1941年に撮られたスペクタクル。軍のお金が出ていたのかやたらと豪華。原節子の中国人は違和感あり。
- #100「人情紙風船」山中貞雄/1937/前進座=P.C.L/Jul. 23/川崎市民ミュージアム★
- ついに観た山中貞雄の遺作。一般の評価通り、素晴らしい作品。ストーリーが暗いので、星はひとつね。
- #99「冒険者たち」ロベール・エンリコ/1967/仏/Jul. 22/テアトル新宿★
- 確か2回め。久々のリバイバル公開。みずみずし。
- #98「エリザ」ジャン・ベッケル/1994/仏/Jul. 22/新宿シネパトス
- ヴァネッサ・パラディ主演のゲンズブールへのオマージュ作品。どうも彼女は好かん。
- #97「暗戀桃花源」頼聲川/1992/台湾/Jul. 22/シネマカリテ3
- 林青霞、林青霞、林青霞。頼聲川。
- #96「天幻城市」徐小明/1992/台湾/Jul. 15/テアトル池袋
- 先週が最後だと思ってたらもうひとつあった。ちょいと寝てしまった。この劇場、今度は安聖基特集をやるらしい。またレイトショー地獄が始まる…。
- #95「忘れられた子供たち・スカベンジャー」四ノ宮浩/1995/オフィス・フォー/Jul. 15/SPACE PART3
- マニラのスモーキー・マウンテンのドキュメンタリー。
- #94「恋する惑星」王家衛/1994/香港/Jul. 15/銀座テアトル西友★★
- ロードショー第一日めに2回めを観た。うーむ、林青霞かっこいいっ! Best10の順番変えよっと。
- #93「マニラ・光る爪」リノ・ブロッカ/1975/フィリピン/Jul. 9/国際交流フォーラム★
- フィリピン映画。75年の傑作だそうだが、非常に面白かった。当時の街の様子も興味深い。
- #92「ファースト・デート」王正方/1989/台湾/Jul. 8/テアトル池袋
- ふーむ、の内容。これで当分ここでのレイトショーもなしかな?
- #91「おかあさん」成瀬巳喜男/1952/新東宝/Jul. 8/ACTミニ・シアター★
- 田中絹代。僕はこの人、そんなに演技がうまいとは思わないんだけど…。香川京子は若くてかわいい。
- #90「驟雨」成瀬巳喜男/1956/東宝/Jul. 8/ACTミニ・シアター★
- 佐野周二がはじめて関口宏に見えた。エンディングが素晴らしい。
- #89「恋人たちのアパルトマン」アレクサンドル・ジャルダン/1992/仏/Jul. 8/シネマカリテ2▽
- 最初は70年代っぽいおしゃれなスタートで期待させたが、あとは観ていて頭痛がした。ソフィー・マルソー主演。
- #88「恋する惑星」王家衛/1994/香港/Jul. 7/渋谷パンテオン★★
- ダーン。待ちに待った王家衛の新作のプレミア上映。期待を裏切らない傑作。林青霞、王菲主演。僕のために作られた映画。
- #87「雲南物語」張暖忻/1993/中国/Jul. 3/バウスシアター
- 中国残留孤児の大河ドラマ。さすがにひとりで70のおばあさんの役までやるのは無理がある。かわいかったけど。
- #86「トラスト・ミー」ハル・ハートリー/1990/米/Jul. 2/早稲田松竹★★
- これもハートりー。こっちが断然いいぞっ。クレイジーな登場人物しか出てこない。
- #85「シンプルメン」ハル・ハートリー/1992/米/Jul. 2/早稲田松竹
- 最近タランティーノと同じくらい要チェックのハル・ハートりー。
- #84「トラフィック」ジャック・タチ/1971/仏/Jul. 1/シネ・ヴィヴァン六本木★
- 待ちに待ったジャック・タチの遺作。やっぱりユロおじさんはええ。
- #83「恋人たちの食卓」李安/1994/台湾/Jul. 1/シネスイッチ銀座★
- 妙な邦題がついてしまった李安の新作。『青春神話』から始まったアジア映画ラッシュ第2弾。料理はあまり美味そうに見えなかった。
- #82「無頼平野」石井輝男/1995/ワイズ出版=M.M.I./Jun. 25/シネマカリテ2
- 岡田奈々が出てるっ!からって観には行かないよ。石井輝男監督、吉田輝雄出演。でも『網走番外地』ではない。
- #81「七小福」羅啓鋭/1988/香港/Jun. 24/テアトル池袋
- 劉小慧が出てるっ。それだけで観に行く。
- #80「鶴八鶴次郎」成瀬巳喜男/1938/東宝/Jun. 24/ACTミニシアター★★
- これも成瀬の初期作品。長谷川一夫と山田五十鈴。どきどきする映画。
- #79「妻よ薔薇のやうに」成瀬巳喜男/1935/P.C.L/Jun. 24/ACTミニシアター★
- ACTでまた成瀬特集が始まった。今回は要所要所をしめて観るぞ。これは、昔TVで見ているはずだが、新鮮に楽しめました。
- #78「日本侠客伝・花と龍」マキノ正博/1969/東映東京/Jun. 24/フィルムセンター★
- 日本侠客伝版『花と龍』。これでマキノ監督分は1つ『斬り込み』を除いて制覇。
- #77「プレタポルテ」ロバート・アルトマン/1994/米/Jun. 18/渋東シネタワー
- アルトマンの新作。もう豪華豪華。アヌーク・エーメもまだまだ若い。ISSEY MIYAKEのとこでピチカート・ファイヴがかかったのには驚いた。ただ、ラスト(この週末はラストに問題が多かったな。)はいただけない。最低だ。(いや、きれいなんだけどね。そういう問題ではなくて…)
- #76「サワースィート/甘酸」マイク・ニューウェル/1988/英/Jun. 17/テアトル池袋
- 張艾嘉の、なぜかイギリス映画。殺されるダンナ役を以前どこかで見たのだけど、思いだせない。これのラストもええな。
- #75「バルスーズ」ベルトラン・ブリエ/1973/仏/Jun. 17/シネマカリテ2★
- これにもジャンヌ・モローが出てるけど、もうおばさん。見え見えのラストが、実はよかった。しかし、最近この手のあぶない映画がよくかかるなぁ。これからゲンズブールやウォーホールなんかもかかるぞ。
- #74「エヴァの匂い」ジョセフ・ロージー/1962/仏/Jun. 17/シャンゼリゼ★
- 麗しのジャンヌ・モロー様が出ている悪女もの。
- #73「勝手に逃げろ/人生」ジャン=リュック・ゴダール/1979/仏=スイス/Jun. 16/シネセゾン渋谷★★
- ゴダールの2つめのデビュー作といわれている。いいねぇ。
- #72「日本侠客伝・浪花篇」マキノ正博/1965/東映京都/Jun. 15/フィルムセンター
- 半休まで取って観に行くほどではなかったか…。
- #71「太陽はひとりぼっち」ミケランジェロ・アントニオーニ/1962/伊=仏/Jun. 11/シャンゼリゼ★
- 唄を聴きに行ったら、タイトルとあとはほんのちょっとしかかからなかった。うーむ、“Best of Mina”、買うべきか、よすべきか…。
- #70「ジャスト・ライク・ウェザー/美國心」方育平/1986/香港/Jun. 10/テアトル池袋▽
- 半ドキュメンタリー風香港映画。観ていてイライラした。
- #69「日本侠客伝・絶縁状」マキノ正博/1968/東映京都/Jun. 10/フィルムセンター
- ほとんど実録ものに近い雰囲気。待田京介もここでは幹部だ。
- #68「浮草」小津安二郎/1959/大映東京/Jun. 10/ACTミニシアター★★
- なかなか観れない、小津の大映作品。宮川一夫のカメラとの組み合わせもよい。LDが欲しい。(でも廃盤…*sigh*)
- #67「日本侠客伝・白刃の盃」マキノ正博/1967/東映京都/Jun. 8/フィルムセンター
- キャストが貧弱(健さんだけ)でいまひとつでした。
- #66「日本侠客伝・雷門の決斗」マキノ正博/1966/東映京都/Jun. 7/フィルムセンター★
- 村田英雄の顔はやっぱりでかい。
- #65「日本侠客伝・関東篇」マキノ正博/1965/東映京都/Jun. 3/フィルムセンター★
- だーんっ。京橋へ帰ってきた東京近代美術館フィルムセンター。ついでにマキノ正裕特集でぶっとびだーっ。日本侠客伝、マキノ監督分全9作やるらしい。いくつ観れるかな?
- #64「嘆きのテレーズ」マルセル・カルネ/1952/仏/Jun. 3/シャンゼリゼ★
- 後年デブってしまうシモーヌ・シニョレだが、この頃はよいね。
- #63「アルファビル」ジャン=リュック・ゴダール/1965/仏=伊/Jun. 2/自由が丘武蔵野館★
- ゴダールのSF(!)。SFでもゴダールなとこがすごい。
- #62「数に溺れて」ピーター・グリーナウェイ/1988/英/Jun. 2/早稲田松竹★
- 日本最終上映だそうで。この頃のグリーナウェイは絶好調だね。
- #61「男たちの挽歌4」王晶/1994/香港/May 27/新宿シネパトス
- あいかわらずの王晶演出。やっぱこのシリーズは呉宇森よ。
- #60「開国大典」李前寛, 蕭桂雲/1989/中国/May 27/三百人劇場
- これは中共成立までの大河ドラマ。そっくりさん総登場。
- #59「毛主席記念堂」?/1978/中国/May 27/三百人劇場▽
- うーっ、字幕なしだーっ。“毛主席”しかわからん。
- #58「男装の麗人・川島芳子」?/?/中国/May 21/三百人劇場
- 中共製作の日中戦争もの。登場人物は大部分が日本人(の役)。そのため、みんな北京語を喋っている。
- #57「ぼくら、20世紀の子供たち」ヴィターリー・カネフスキー/1991/仏=露/May 20/ユーロスペース2
- カネフスキー第3弾。これは半分ドキュメンタリー風。前2作の主人公2人は健在。ちょいと寝てしまった。
- #56「私は20歳」マルレン・フツイエフ/1962/ソ連/May 20/岩波ホール★
- 62年に製作されて、今回初公開のロシア(というかソ連)映画。3時間18分の長丁場。前半と後半で全然趣が違う。僕は好き。
- #55「ひとりで生きる」ヴィターリー・カネフスキー/1991/仏=露/May 14/ユーロスペース2★
- カネフスキー第2弾。フランス・ロシア合作となって、今回はカラー。前作の方がよいが、今回もすばらしい。
- #54「街角の天使」袁牧之/1937/中国/May 13/三百人劇場★
- '30年代の中国映画。主役(?)の女の子がかわいい。(あとから彼女が有名な周[王旋]と知った。) しかし主題が全く分からなかった。題名からすると、その女の子のお姉さん(売春してる)が主人公なのだろうか?
- #53「家々の灯」陽翰笙/1948/中国/May 13/三百人劇場
- 中共のプロパガンダ映画。どうして“同志”はあんなに明るいのか?
- #52「網走番外地・南国の対決」石井輝男/1966/東映東京/May 13/大井町武蔵野館★
- 若き日の大原麗子が出ている。かわいい。吉田輝雄も年取って渋い。
- #51「東京ギャング対香港ギャング」石井輝男/1964/東映/May 13/大井町武蔵野館★★
- “香港”の文字に惹かれて観に行ってしまった。大当たり。東映ヤクザものスター総出演。丹波哲郎は相変わらず。
- #50「親愛なる日記」ナンニ・モレッティ/1994/伊/May 6/シャンテ・シネ2★★
- ナンニ・モレッティを観るのははじめて。なかなか気持ちいい。しかし、今年のGWは映画があんまし観れなかったな。
- #49「ラテンアメリカ・光と影の詩」フェルナンド・E・ソラナス/1992/アルゼンチン=仏/May 5/シネマスクエアとうきゅう★
- うーん、ま、ドミニク・サンダが出てるから許す。
- #48「生活の設計」エルンスト・ルビッチ/1933/米/May 3/早稲田松竹
- こちらのルビッチは、いまひとつ、か。
- #47「生きるべきか死ぬべきか」エルンスト・ルビッチ/1942/米/May 3/早稲田松竹★
- ルビッチの傑作。流石のまとまり。
- #46「フレッシュ」ボアズ・イエーキン/1994/米/Apr. 29/シネマ・カリテ2★★
- 黒人麻薬取引少年の物語。これはよいっ。新たな才能だ。
- #45「格闘飛龍・方世玉」元奎/1993/香港/Apr. 22/テアトル池袋
- やっぱり、なんでもpart 1の方がいいなぁ。『ワンス・ア・ポンナ・タイム・イン・チャイナ』のパロディもあって爆笑。
- #44「人、中年に到る」王啓民,孫羽/1982/中国/Apr. 22/三百人劇場
- 主役の女性が長谷直美に似ていた。それだけ。
- #43「北京の想い出」呉貽弓/1982/中国/Apr. 22/三百人劇場★
- 小さい頃の沈潔が出ていて、それだけで観る価値あり。
- #42「J&Sさすらいの逃亡者」セルジオ・コルブッチ/1973/伊=西=独/Apr. 21/シネセゾン渋谷
- なんだか『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のもとネタのようなストーリーの西部劇。
- #41「べにおしろい<紅粉>」李少紅/1994/香港=中国/Apr. 9/三百人劇場▽
- 何がいいたいんだかさっぱりわからない映画。この週末は不作だった。
- #40「HONG KONG 1997」?/?/?/Apr. 9/銀座シネパトス2
- “ホンコン”の文字に惹かれて観に行ったのが失敗。
- #39「レオン」リュック・ベッソン/1994/米=仏/Apr. 2/新宿ジョイシネマ1★
- ベッソンの『ニキータ』系ハードボイルドもの。相変わらず好調。
- #38「殺しが静かにやって来る」セルジオ・コルブッチ/1968/伊=仏/Apr. 1/シネセゾン渋谷★
- いわゆるマカロニ・ウエスタン。結末の暗さがハリウッドものとは違うぜ。
- #37「動くな、死ね、甦れ!」ヴィターリー・カネフスキー/1989/露/Mar. 26/ユーロスペース2★★
- ロシアの新パワーだ。
- #36「方世玉2」元奎/1993/香港/Mar. 18/テアトル池袋★
- やっと観れた方世玉シリーズ。春の『1』が楽しみ。
- #35「プレイグ」ルイス・プエンソ/1991/アルゼンチン?/Mar. 18/バウスシアター
- サンドリーヌ・ボネールがよくない。
- #34「香港・東京特捜刑事」袁振洋,黄岳泰/1988/香港/Mar. 18/新橋文化
- 藤岡弘が準主演。(だから観たわけではない)
- #33「うたかたの日々」シャルル・ベルモン/1968/仏/Mar. 12/シネマライズ渋谷
- かのボリス・ヴィアン原作の小説の映画化。つまらん。
- #32「画魂」黄蜀芹/1992/中国/Mar. 11/豊島公会堂
- 鞏俐主演の画家の話。ストーリーがぶつ切りでまとまりがない。
- #31「ナチュラル・ボーン・キラーズ」オリバー・ストーン/1994/米/Mar. 5/新宿東急
- せっかくのタランティーノの原作をだいなしにしたオリバー・ストーン。かろうじて後半は観賞に耐えうる。
- #30「ゴッド・ギャンブラー<完結篇>」王晶/1994/香港/Mar. 4/新宿ジョイシネマ2★★
- だーんっ!賭神 is baaaaaack! 文句なしの快作。
- #29「セリーヌとジュリーは舟でゆく」ジャック・リヴェット/1974/仏/Mar. 4/ACT・SEIGEI-THEATER
- これがリヴェットの最高作なんていう人もいるようですが、僕にはついて行けません。
- #28「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」程小東/1987/香港/Feb. 27/下高井戸シネマ
- なるほど、この王祖賢を見てファンになる人は多いだろうな。
- #27「山の音」成瀬巳喜男/1954/東宝/Feb. 25/並木座★
- こちらは原節子。
- #26「あらくれ」成瀬巳喜男/1957/東宝/Feb. 25/並木座
- デコちゃん・成瀬コンビ。いやぁ、いいなぁ、デコちゃん。
- #25「給[父/巴][父/巴]的信」元奎/1995/香港/Feb. 18/快樂(香港)
- 髪の生えた李連杰の新作。
- #24「流氓医生」李志毅/1995/香港/Feb. 17/金聲(香港)
- 梁朝偉と杜徳偉のお医者さんもの。原作は日本のマンガらしい。
- #23「姉妹情深」鄭丹瑞/1994/香港/Feb. 17/金聲(香港)
- 梁家輝と袁詠儀。彼女はまったく売れっこだなぁ。
- #22「西遊記 月光寳[合/皿]」劉鎭偉/1995/香港/Feb. 13/金聲(香港)
- 周星馳の正月映画。朱茵も出てた。完結編が観れなかったのが残念。
- #21「金玉満堂」徐克/1995/香港/Feb. 12/南華(香港)
- 張國榮と袁詠儀の正月映画。これが香港の“料理の鉄人”映画だ。
- #20「いつの日かこの愛を」林嶺東/1989/香港/Feb. 5/テアトル池袋★
- 今回の鍾楚紅は倍賞美津子に似てた。
- #19「マンハント」フリッツ・ラング/1941/米/Feb. 5/三百人劇場★
- これもいいな。さすがはフリッツ・ラングです。
- #18「ドラゴン・イン」李惠民/1992/香港/Feb. 4/新宿シネパトス★
- 2回め。張曼玉は“ボキャ天”の小島アナに似ている。
- #17「北の橋」ジャック・リヴェット/1981/仏/Feb. 4/ACT SEIGEIシアター
- あれが実の親子とは信じられん。
- #16「黄昏のかなたに」張之亮/1989/香港/Jan. 29/テアトル池袋★★
- 泣かせるストーリーだ、秀作。これが期限切れとは惜しい。
- #15「友は風の彼方に」林嶺東/1987/香港/Jan. 28/テアトル池袋★
- 『レザボア・ドッグス』の元ネタ。確かによく似ている。
- #14「蜘蛛に抱かれた女」鍾志文/1989/香港/Jan. 28/ジャヴ50
- ホラー映画とは思わなかった。
- #13「城市特警」杜[王其]峰,金揚樺/1988/香港/Jan. 28/ジャヴ50
- くだらんぞ。
- #12「過ぎゆく時の中で」杜[王其]峰/1989/香港/Jan. 21/テアトル池袋
- 長髪の周潤發は気持ち悪いぞ。
- #11「そして人生はつづく」アッバス・キアロスタミ/1992/イラン/Jan. 19/ユーロスペース1★
- やっと観れたのに…疲れてたので少し寝てしまった。ショックだ。
- #10「彼女たちの舞台」ジャック・リヴェット/1988/仏/Jan. 16/ACT SEIGEIシアター★
- 2回め。リヴェットではこれが好きだな。イレーヌ・ジャコブも出てるし。
- #9「ガルシアの首」サム・ペキンパー/1974/米/Jan. 15/シネセゾン渋谷★★
- アルトマンの『ロング・グッドバイ』に通じる感覚。
- #8「ディンゴ」ロルフ・デ・ヒーア/1991/豪=仏/Jan. 15/俳優座シネマテン★
- サントラを先に買っていて、今回やっと観ることができました。
- #7「東京兄妹」市川準/1994/ライトヴィジョン/Jan. 15/シャンテ・シネ1
- うーん、小津のオマージュには食傷気味だ。
- #6「誰かがあなたを愛してる」張婉[女亭]/1987/香港/Jan. 14/テアトル池袋★
- いままで鍾楚紅はおばさんだと思ってたけど、思い直しました。
- #5「未来は今」ジョエル・コーエン/1994/米/Jan. 14/新宿ジョイシネマ3
- コーエン兄弟とは思えない正調ハリウッド映画。がっかり。
- #4「スウォーズマン・女神復活の章」程小東,李惠民/1993/香港/Jan. 14/新宿シネパトス
- だーん、林青霞はやっぱりよい。2回め。LD早く出ないかな。
- #3「M」フリッツ・ラング/1931/独/Jan. 8/三百人劇場
- ま、おもしろいんだけどね。
- #2「暗黒街の弾痕」フリッツ・ラング/1937/独/Jan. 8/三百人劇場★
- うーむ、暗い。でもいいぞ。
- #1「醜聞(スキャンダル)」黒澤明/1950/松竹大船/Jan. 6/ACTミニシアター
- やはり、黒澤映画は観ていて少し恥ずかしい。
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