親愛的電影档案
私的に好きな映画を50並べてみます。(客観的な善し悪しは関係なし)
対象は映画館で観た作品で、一監督一作品に限定。
順位は付けにくいので単に邦題を五十音順に並べてあります。
(このリストは2001年2月4日現在のもので、将来まちがいなく変わります。また、観た当時の評価ともあまり関係ありません。)
- 『青い凧』
田荘荘
藍色の人民服が眩しい。現役に復帰してくれ、田先生。
- 『あの子を探して』
張藝謀
朝礼シーンがいいです。出演した子供全員に毛沢東勲章(そんなものあるのか?)をあげたい。
- 『稲妻』
成瀬巳喜男
香川京子さんがさわやかです。主演のデコちゃんは困った家族に囲まれて大変だ。
- 『海辺のポーリーヌ』
エリック・ロメール
ロメールじいさんのはどれでも一緒だけど、ここは一番若いヒロイン・ポーリーヌを選びましょう。
- 『エル・スール』
ビクトル・エリセ
静かな静かな映画。宝物ですね。
- 『男たちの挽歌』
呉宇森
呉宇森のベストを選ぶのは意外と難しい。彼の記号が満載ということで『狼/男たちの挽歌・最終章』にしようとしたら記録がないし…。で、基本に還ってこれにしました。
- 『鴛鴦歌合戦』
マキノ正博
こーれこれこれ、この茶碗♪ ちえ。
- 『オルフェ』
ジャン・コクトー
チープトリックをポンポン使って魔法の映画を撮りあげるなんて、専門職にはできないぞ。
- 『簪』
清水宏
本当は『有りがたうさん』にしたいところだが劇場で観ていないので。斎藤達雄と日守新一のコンビが最高。
- 『沓掛時次郎・遊侠一匹』
加藤泰
すごいですよ。小津よりキャメラ位置が低いんです。しかもシネスコ。
- 『[牛古]嶺街少年殺人事件』
楊徳昌
シナリオ、演出、キャメラ、どれも神業に近いです。
- 『黒薔薇VS黒薔薇』
劉鎭偉
抱腹絶倒、笑いのマシンガン。後で『愛人・ラマン』を観るともっと笑えます。
- 『血斗竜門の宿』
胡金銓
アクション・コスチュームプレイのお手本。石雋のニヤケ顔だけはなんとかしてもらいたい。
- 『現金に手を出すな』
ジャック・ベッケル
じいさんでもハードボイルドできます。かっこええなあ。
- 『恋する惑星』
王家衛
もう王菲と林青霞さまにつきるでしょう。唄もいいです。この作品で香港旅行する人が増えた?
- 『恋人までの距離<ディスタンス>』
リチャード・リンクレイター
これを観てウィーンに行こう。ちょいと年取ったジュリー・デルピー主演。
- 『シクロ』
トラン・アン・ユン
暑くてクール。
- 『静かな生活』
ソフラブ・シャヒド=サレス
人生はナンと紅茶だ。毎日同じ。いつかなくなる。
- 『シテール島への船出』
テオ・アンゲロプロス
劇場で泣いたのは後にも先にもこれだけ。
- 『死への逃避行』
クロード・ミレール
変幻自在イザベル・アジャーニの犯罪ロードムーヴィー。『ポゼッション』も観よう。
- 『仁義なき戦い』
深作欣二
“弾丸はまだ残っとるがよ。” 広島をなめたらいけんで。
- 『スウォーズマン/女神伝説の章』
程小東
これが香港電影というものだ、よぉく観やがれ。林青霞さまご主演。
- 『ストーカー』
アンドレイ・タルコフスキー
この天才映像作家はチェルノブイリ・ゾーンの出現を予言していたのだ。
- 『ストレンジャー・ザン・パラダイス』
ジム・ジャームッシュ
映画は間(ま)です。
- 『そして僕は恋をする』
アルノー・デプレシャン
ほんとにフランス人の色彩・ファッション感覚には感心しますね。
- 『大草原の渡り鳥』
斎藤武市
裕次郎?圭一郎? ばっきゃろー、日活アクションならマイトガイ旭でえ。ほんとは『波濤を越える渡り鳥』の方が好きなんだけど。
- 『丹下左膳餘話 百萬両の壺』
山中貞雄
この天才が殺されたというだけで、戦争を否定する意義がある。早く出しとくれよ、DVD。
- 『地下鉄のザジ』
ルイ・マル
スラップスティック・コメディならこれ。クリニャンクールでGパンを買おう。
- 『忠次旅日記』
伊藤大輔
映画が発明されて30年余りで、日本でもこんな立派な作品が撮れたんだ。
- 『東京ギャング対香港ギャング』
石井輝男
“あのハンカチ、おかしいなあ。” 大木実、あんたもおかしい。
- 『トラフィック』
ジャック・タチ
ユロ伯父さん最後の作品。いや、ほんとは『ぼくの伯父さんの休暇』がベストなのだが…。
- 『眠狂四郎・勝負』
三隅研次
えんげつさっぽお…。ふふふふふ。このシリーズってコメディですよね?
- 『博士の異常な愛情』
スタンリー・キューブリック
正式な題名は憶えられないからカット。
- 『麦秋』
小津安二郎
小津の最高傑作はこれ。僕も900円のショートケーキが食べたい。
- 『博奕打ち総長賭博』
山下耕作
鶴田《ノンちゃん》浩二がやくざになってからの最高傑作。
- 『八月のクリスマス』
ホ・ジノ
こういう作品がたまにあるとほっとしますよね。シム・ウナもかわいいし。
- 『はなればなれに』
ジャン=リュック・ゴダール
アンナ・カリーナのダンス、ダンス、ダンス。
- 『プラットホーム』
賈樟柯
21世紀は中国電影の時代だということを確信させる作品。
- 『パリの恋人』
スタンリー・ドーネン
オードリー・ヘプバーンなら、僕はこれを選びます。S'wonderful♪
- 『ブレードランナー』
リドリー・スコット
SFでハードボイルド。Chaoticな街が好き。
- 『冒険者たち』
ロベール・エンリコ
ジョアンナ・シムカスの製作していた作品群、あれはどこに保管してるんでしょうね?
- 『Hole』
蔡明亮
葛蘭の歌声と楊貴媚のダンスがいつまでも脳裏に残る。
- 『野獣の青春』
鈴木清順
清順美学は本作品でも炸裂。映画なんてものはね、げーじゅつですよ。
- 『汚れた血』
レオス・カラックス
このおフランスな色彩マジックを観よ。
- 『ラ・パロマ』
ダニエル・シュミット
ホラーじゃないけど怖いです。
- 『ラヴソング』
陳可辛
[登β]麗君ソングものの金字塔。張曼玉主演。
- 『レザボア・ドッグス』
クエンティン・タランティーノ
おそらくタランティーノは一生これを越えられないでしょう。
- 『恋恋風塵』
侯孝賢
微笑ましくもほろ苦い少年少女の物語。静か系の特級品です。
- 『ロシュフォールの恋人たち』
ジャック・ドゥミ
『鴛鴦歌合戦』と並ぶ、ミュージカル映画の最高峰であります。
- 『ワイルドバンチ』
サム・ペキンパー
ス・ロ・オ・モ・オ・ショ・ン・モ・デ・キ・マ・ス・ヨ。さあ、この間に何人死んだでしょう?
Last update: 11/24/2003
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