[↓2020年]

2021年に観た映画の一覧です

星の見方(以前観たものには付いてません)
★★…生きててよかった。
★…なかなかやるじゃん。
○…観て損はないね。
無印…観なくてもよかったな。
▽…お金を返してください。
凡例
#通し番号「邦題」監督/製作年/製作国/鑑賞日/会場[星]

#7「Operation Java」 Tharun Moorthy/2021/インド/Feb. 28/Fun Cinemas: Sigma Mall○
非正規雇用問題は日本だけではないようだ。サイバー犯罪を扱ったサスペンスものの形を借り、インドにおける非正規労働者に対する扱いの理不尽さを訴える、ケララっぽいながら左翼の匂いは一切しない『大学は出たけれど』。『Premam』の違法アップロード事件の捜査に始まり、その解決に協力した無職のB-TechふたりがKochi警察のCyber Cellに臨時雇用され、さまざまなサイバー関連事件に携わっていき活躍するが、最後には切られる。結婚もできない、あゝ無情。『Premam』事件以外も実際にあった事件をベースにしているようだ。しょうもない事件もあっておもしろかったのだが、途中から同じパターンを繰り返し、徐々にワクワク感がなくなってしまったのは残念。B-Techで月1万ルピーはあんまりだなあ。警察の肩書は惜しいかもしれないけれど、気を落とさずふたりでサイバー専門の探偵社とかやればいいんじゃないかな。字幕あった。
#6「Chakra」 MS Anandan/2021/インド/Feb. 21/INOX: Garuda Mall○
INOXは開映前の国歌があるのが気に入らないが、ここは字幕率高しなのでやむなし。久しぶりのVishalである。何本も観ているわけではないけど、演技の幅は狭そう。でもかっこいい。本作の巷の評判はよくないようだが、言うほど悪くなかった。まあ、字幕があったってのが好印象につながっているかもしれない。話は『Irumbuthirai』のスピンオフという位置付けで、前作でSamanthaにアンガーマネジメントを仕込まれた軍人Vishalが、恋人であるShraddha Srinathの短気さをたしなめるのがおかしい。やはりサイバー犯罪ものなのだが、あまりサイバーっぽくなく、明らかにJust Dialを想定していると思われるなんでも案内アプリサービスがプラットフォームとして使われるのに現実味が感じられた。犯人役のRegina Cassandraは僕の苦手なタイプ。出現が唐突。ここも含めて後半はもう少し捻りが欲しかった。重要なはずのNassarのメダルについての顛末も弱い。そもそも軍人が事件を捜査するのがおかしいのだけど。
#5「Pogaru」 Nanda Kishore/2021/インド/Feb. 20/INOX: Mantri Square
こないだから変だと思ったら、インターバルが2回ある。どうやら州からお達しが出ているらしい。無理なところで中断する。おかげで映画の構成は台なしである。が、この映画は元々台なしなので、まあいい。字幕なしでも、まあいい。主役のDhruva SarjaはSruthi Hariharanの敵Arjun Sarjaの甥。ここでダメ認定である。実際ただのマッチョで、どうしようもない。いつもがなっていてうるさい。シャツの着方が唯一の注目点で、おしゃれなチェックのシャツの右側だけ袖を通し、左側は肩にかけるというスタイルはなかなか斬新だった。相手役はRashmika Mandanna。久しぶりに見たけど、あいかわらず普通にきれいだ。インド人に見えない(インド人はきれいじゃない、という意味ではまったくないよ)。『K.G.F』で目の見えない老鉱夫をやってたじいさんがまた出てた。実際にはおじさんだった。これからサンダルウッドの笠智衆と呼ばせてもらう。ところでマッチャン、マッチャンって何のことだい?
#4「Kutty Story」 Gautham Menon, Vijay, Venkat Prabhu, Nalan Kumarasamy/2021/インド/Feb. 14/PVR: Forum Mall
St. Valentine's Dayに合わせて公開されたラブストーリー4作オムニバス。期待に反して字幕がなかったので撃沈。ひとつ目にAmala Paulが出演の男女の友情についての話。大学生とその25年後を演じているが、ほとんど変わらない。(相手役はわざわざ俳優を替えている。) 大学生(しかもTrichy在住)のAmala Paulは90年代にしてはおしゃれすぎるんじゃないかな。ふたつ目は妊娠した女性とそれを知らされた直後に連絡が取れなくなった男の話。3番目は異色で、メインがオンラインゲーム画面。そこでプレイする男がゲーム内で女戦士に出会い恋に落ちる。発想は面白いけど映像化するとつまらない。『(ハル)』の方がいいよ。で、最後のVijay Sethupathiのやつは、わはは、半分寝ててまったくわからず。女性がふたり出てたような気がするけど同一人物のようにも見えてモヤモヤ。まあVSP向けの作品には到底思えなかった。というわけでやはりこの劇場はだめだ。馴染みのGaruda Mallに戻らねば。国歌が消えたのはいいが。
#3「Ramarjuna」Anish Tejeshwar/2021/インド/Jan. 31/PVR: Vega City○
英語字幕なく撃沈はしたものの、全体像はガッチリつかめた。AnishあるいはAniissh監督・主演の古典的典型的南印度的マサラムービー。前半はファミリー要素、恋愛要素含むコメディーで、後半は悪に立ち向かうアクションという構成。相変わらずの地上げやちょっと前に流行ったメディカルマフィアものという点はやや弱いが、そこに絡むどんでん返しは、予想はできるもののおもしろかった。Sharath Lohitashwa (登場人物で一番有名なひと)がやはりキー。保険外交員(?)のくせに、Anish強すぎ。マドンナ役のNishvika Naiduがいかん。カンナダ映画の弱点は俳優層の薄さで、特に魅力的な女優が少ない。いい加減男優偏重主義やめろ。ドライバーMさんが題名について“(『ラーマーヤナ』の)Ramaと(『マハーバーラタ』の)Arjunaの組み合わせ”と教えてくれた。なーるほど、インドの名前って確かに多くがそんな感じにできてるな。『K.G.F』で目の見えない老鉱夫をやってたじいさんが出てた。『Chapter 2』にも出るかな?
#2「Master」Lokesh Kanagaraj/2021/インド/Jan. 24/PVR: Forum Mall○
インドに戻ってさっそく映画。キャパ50%制限で席がひとつおきになっている。本作はPongal映画として公開されてヒットしているVijayの新作。敵役がVijay SethupathiというダブルVijayが話題。こういう場合僕が楽しみにしているのは、両スターをたてるために最後どのように終わらせるか。まあこれはThalapathy映画だしVSPの役は極悪なので、両者痛み分けというわけにはいかなかったね。Vijayの視点からするとまあいつものストーリー展開で、まあいいんじゃないの。いつもの、と書いたけど相棒がいないのは珍しいかも。その分コメディー要素は控えめだったな。注目のMalavika Mohananのマドンナ役ぶりはいまひとつだった。このひと演技下手だ。声は吹き替えのようだったし。Andrea Jeremiahもチョイ役(カメオ)で出てたけど、だいぶ老けたように見えた。終盤のトラックチェイスシーンより、序盤のメトロ内アクションの方がワクワクした。英語字幕あった。ところで、インドの少年院って塀ないのかな?
#1「新 感染半島 ファイナル・ステージ」ヨン・サンホ/2020/韓国/Jan. 1/109シネマズ湘南○
前作から4年後の世界、ウィルスに感染し誕生したゾンビに征服され封鎖された韓国。脱出後香港にいたカン・ドンウォンがトラックに積まれているという多額の米ドルを奪いに母国に潜入し、ゾンビ他(この“他”が重要)を相手に、4年前に見捨てた見知らぬ母娘と一緒に戦う。廃墟化したソウル〜仁川を舞台にした『マッドマックス』って感じ。大勢のゾンビを車で蹴散らすところとか、(やったことないけど)最近のゲーム映像にしか見えないところがコメディーで、現実にパンデミック中の時勢に観ていることも含め悪い冗談ともいえる。前作のときにも書いたが、ゾンビに噛まれるとゾンビになるのはともかく、撃たれると死ぬゾンビっておかしいよね。母はイ・ジョンヒョン。娘はイ・レ。スーパーな運転をしてたこのイ・レは成長株だな。4年前の脱出船が向かったのが日本という設定に“おやっ”と思ったら、日本が受入れ拒否という流れでがっかり。

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Updated: 3/1/2021

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